ブルーピリオドはここがおもろい
※ワイはまだ4巻までしか読んでいないので4巻までの感想です。
あらすじ
主人公の八虎は高校2年生。勉強も人間関係もそつなくこなし、努力はするけどそれを感じさせない、周りの空気を読んで友だちも多いし、先生からの評判も良い。酒を飲んだりタバコ吸ったり朝帰りなど少しヤンチャもする、これが…リア充…?
そんな八虎が美術に出会い、のめり込み、学んで絵を描き、藝大を目指しながら、それに関わる人たちとさまざまな関わりを持つことで、美術の腕を磨き人として成長していく物語です。
主人公の成長速度がやばい
【美術の技術が】高校2年生で、それまで全く興味のなかった美術を知り、芸大を目指す。物語としては、超のつくド素人が美術系ではトップクラスと言われる芸大を目指すまでの実力に一年半で押し上げていかないといけないわけなので、とにかく主人公・八虎の成長が速い!テンポ良く成長が描かれているのでスイスイ読んでいけます。
ただただチート的に技術がついていくだけではなく、八虎が「真面目」に真剣に愚直に真摯に努力して取り組んでいく結果なのが、応援したくなりますね。
【人として】八虎は端から見たら、友達がいて、性格も気さくで誰とでも話しができて世渡り上手、ちょっと悪い付き合いもあるけど、勉強も出来て成績も良くて先生からの覚えも良い、パーフェクトヒューマン。でも美術を知って、深く深くのめり込んで行くことで、自分の人としての価値や、自分自身の弱いところ、表面的なところだけではない他の人の考え方や価値観などを知っていき、苦悩して葛藤し、それによって人間としてもすごい勢いで成長していきます。そんな八虎の成長の一面もおもろいよっ。
美術の世界に関する知識がおもろい
主人公・八虎が美術のド素人なので、八虎が美術についての知識や技術を身につけていく課程で、読者も美術について知っていくことができます。藝大って名前だけは聞いたことあるけど、どんなところなのか、そこを目指す人たちってどんな人なのか、どんなことを勉強するのか、フィクションながらもその片鱗に触れることができるのがおもろいよっ。
サブキャラが個性的すぎておもろい
良くも悪くも「アート」な世界にいる方達は、独特な感性の持ち主という印象ですよね。この世界の登場人物たちも、それぞれ大層アクが強くて個性的。あーそうそう、美大目指す人たちってこういうイメージあるよね~~っていう感じそのままです。八虎は上述のとおり、良くも悪くも「普通」な人の立ち位置。そこが読者の感覚とも近くて八虎の目を通して「アート」な世界の人たちと接することができているような感覚になっておもろい。でも、世間一般的に「変わってる」って思われている人たちにも、当然ながらそれぞれに悩みや事情や葛藤や闇を抱えながら、1個の人間として精一杯生きている。他の人と何ら変わらないよね。
今まで遠巻きで表面的に眺めるだけだった芸術の世界の内側をちょこっとだけのぞき見できたような気にさせる作品です。
おもろいよっ!



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